鯛の道明寺蒸し
- 調理時間:60分
- (一人当たり)
- カロリー:200kcal
- たんぱく質:13.2g
- 脂質:4.9g
- 炭水化物:23.9g
- 塩分:1.2g
<2人分>
- 鯛(切り身)
- 1切
- ・道明寺粉
- 50g
- ・水
- 60~100ml
- 桜の葉の塩漬け
- 4~6枚
- 紅麹
- 少々
A
- ・だし汁
- 200ml
- ・薄口醤油
- 小さじ2
- ・塩
- ひとつまみ
- ・水溶き片栗粉
- 適量
- グリンピース
- 大さじ1
- 桜の花の塩漬け
- 2つ
B
- 鯛の切り身は4等分に切り、塩(分量外)をふって15分置く。
水気がでたらふき取る。
電子レンジ600wで1~2分加熱する。 - 桜の葉と花の塩漬けは各々、水に浸けて塩抜きする。
葉の1枚(小さければ2枚)を粗みじん切りにする。 - 道明寺粉に水をふりかけて20分置く。
少しふやけたら電子レンジ600Wで2分加熱する。
やわらかくなった道明寺粉に紅麹で薄く色をつけ、粗みじんにした葉をまぜあわせ、生地をつくる。 - 道明寺の生地を丸くのばし、間に①の鯛を2切れ挟んで包み込む。
葉でくるむ。
同様に2つ作る。
蒸し器で5分位蒸す。 - 小鍋にだし汁を入れて温め、グリンピースを加えてさっと煮る。
薄口醤油、塩で味をととのえ、水溶き片栗粉でとろみをつける。 - ④を器に盛り付け、餡を掛け、桜の花を飾り完成。
鯛の道明寺蒸し
和菓子に使用される道明寺粉は、もち米を蒸して乾燥させ粗びきにしたものを指します。大阪の道明寺で作られたため、道明寺粉と呼ぶようになりました。道明寺粉は、お湯や水に浸せばすぐに食べられるので、昔は備蓄用の食料や武士の携帯食にされました。
桜の季節を迎えると道明寺粉や桜の葉の塩漬けが重宝されますが、桜の葉はやわらかく毛の少ない大島桜が使用されています。独特の香りはクマリンという香気成分でリラックス効果や鎮静作用、睡眠作用があります。クマリン効果か否か?春眠暁を覚えず。桜餅や草餅、店頭に並び始めると春を感じますね。