牡蠣とカブの柚子釜酢
- 調理時間:20 分
- (一人当たり)
- カロリー:104kcal
- たんぱく質:4.4g
- 脂質:0.7g
- 塩分:1.3g
<2人分>
- 生牡蠣
- 100g
- カブ
- 小1個
- 菊花(黄色・紫)
- 各2個ずつ
- 柚子
- 2個
合わせ酢
- ・酢
- 大さじ2
- ・砂糖
- 大さじ2
- ・酒
- 大さじ2
- ・塩
- 小さじ1/3
- 柚子のしぼり汁
- 少々
- 牡蠣は片栗粉をまぶして水洗いして、ぬめりをとる。
- カブは薄切りにして塩(分量外)でもむ。柚子は中身をスプーンなどで袋ごと取り出す。
- 菊花は花びらだけ摘む。鍋に湯を沸かし、酢(分量外)少々を加える。花びらを入れて10秒程ゆでたらザルにあげ、すばやく水にとる。ギュッとにぎって水気をとる。
- 合わせ酢の調味料を鍋に入れて、火にかける。砂糖が溶けたら火をとめて、柚子のしぼり汁を加えて冷ます。
- 合わせ酢に菊花、カブを加えて合わせた後、①の牡蠣を加え、柚子釜に盛りつけ、冷やしていただく。
牡蠣とカブの柚子釜酢
牡蠣といえば海のミルクと呼ばれるほど豊富な栄養素を含む食品ですが、なかでも注目すべきは亜鉛でしょう。
亜鉛はたんぱく質や核酸の代謝に関与し、細胞が分裂し増殖するために必要な成分です。私たちの身体の細胞は日々生まれ変わっていますが、亜鉛が欠乏すると細胞の生まれ変わりが盛んな部分で欠乏症が顕著にあらわれます。そのひとつに味蕾(みらい)の中の味細胞があります。味細胞は新陳代謝が活発で約30日で新しい細胞に生まれ変わります。ですから亜鉛が不足すると細胞の形成に支障がでて、味覚障害につながるというわけです。他にも皮膚や粘膜の健康維持を助けるはたらきをしますので感染症を予防するミネラルとしても欠かせません。厚生労働省も妊娠中・授乳中に亜鉛の摂取量を増やすよう推奨しています。