冬瓜の葛あん
- 調理時間:50 分
- (一人当たり)
- カロリー:328kcal
- たんぱく質:12.5g
- 脂質:1.2g
- 塩分:2.1g
<4人分>
- 冬瓜
- 1/4個
- えび
- 10尾
- オクラ
- 2本
- 人参
- 40g
- シメジ
- 1/2パック
- トマト
- 1個
- だし汁
- 3~4カップ
- 薄口醤油
- 大さじ1.5
- みりん
- 大さじ2
- 酒
- 大さじ1
- 塩
- 少々
- 葛粉
- 適量
- そうめん
- 200g
- 冬瓜の皮をむき3~4cmの大きさに切る。
- 人参は食べやすい大きさにきる。(型ぬきしてもよい)。シメジは石づきを取り、手でほぐす。
- オクラは塩ゆでして小口切り。トマトはくし切りにする。
- 冬瓜をたっぷりの熱湯で下ゆでする。
- 鍋に冬瓜と人参、シメジ、調味料を入れ、落し蓋をしてコトコト煮る。冬瓜が透明になり、味がしみたらエビを入れ、少し煮る。
- 同量の水で溶いた葛粉を加えてとろみを付ける。火を止める直前にオクラとトマトをくわえ、冷蔵庫で冷たく冷やす。
- 湯がいたそうめんを器に入れ、上に⑥をたっぷり盛り付ける。
※そうめんの代わりにごはんでもおいしく召し上がれます。
冬瓜の葛あん
夏は水分を取りすぎて胃液が常に薄い状態だったり、反対に消化しづらいものを摂りすぎて胃酸過多になったりで、胃壁を傷つけることになります。そんなとき、お料理に葛粉をつかうことで、葛が胃壁にやさしく付着して粘膜を保護し、回復する余力を与えます。
葛はマメ科の多年草。葛粉とは、葛の根からとれるでんぷんを乾かしたものです。昔から多くの薬効があるといわれ、お料理のほか民間療法やおばあちゃんの知恵袋でもよく登場する食材ですね。葛には解熱発汗の作用があり、夏カゼやお腹の冷えなどの時に利用したり、反対に体をあたため、血液の流れをよくしたり、胃腸の働きを整えるといった数々の効果があるといわれています。消化力の落ちる高齢者は積極的にとり入れるとよいでしょう。