食生活マメ知識

2020年4月号

「〇〇は小粒でもピリリと辛い」これな~んだ?

 この「〇〇」の中に入る言葉、お解りですか?!
 答えは「山椒」(さんしょう)です!!

 意味は『カラダは小さくても、気性や才覚がすぐれていて、あなどれない』で、ことわざ通り、山椒は小粒ですが、料理に少し加えるだけで、味を引き立てることから、昔から親しまれ、柚子(ゆず)と並んで「日本の2大香辛料」といわれ、なんと縄文遺跡の土器からも山椒の実が発見されたことがあるという、とても歴史ある食べ物ではありませんか!

 山椒の旬は、「木の芽」「花山椒」は4~6月、「実山椒」は6月、そして私たちに一番身近な、熟した実を粉にした「粉山椒」の旬は11月ごろです。

 山椒の辛味成分は、大脳を刺激して、内臓器官の働きを活発にする作用や、胃腸の働きが弱まり消化不良のとき、ビタミンA、B1、B2、Cも豊富に含まれていることから、お肌の健康や、喉や鼻などの粘膜を細菌から守ってくれることが期待できます。

 そして「山椒」といえば、「ウナギ」を思い浮かべる人が多いのでは?!

確かに、ウナギといえば「山椒」というイメージは強いですが、これも理に叶っていて、もともとウナギは、泥臭く、脂が多い食べ物ですから、山椒の香りで臭みを消して、脂分の対策として、消化を助けることで胃もたれを回避してくれるという、相性バッチリ、最高のパートナーなのです!

ちなみに、その昔のウナギは、「山椒しょうゆ」や「山椒みそ」などといった「山椒+調味料」による「山椒しょうゆ漬けウナギ」や「山椒みそ漬けウナギ」という食べ方が主流だったとか。

また、食欲減退のときや、食べ物に刺激を求めたいとき、とても有効なのが山椒ですが、刺激が強い食べ物であるため、食べ過ぎには注意しましょう。

ということで、味を引き立たせ、『味を占める』ための逸品として是非ご活用あれ!!

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