食生活マメ知識

2018年2月号

「猫柳」が薬になるってホント?

 この季節になると、花屋さんの店先には、春を先取りする花が並ぶようになります。
この光景を見て「春が来たなぁ~」と感じる方も多いのでは!

「猫柳」もそのひとつで、「2月の季語」にもなるくらいですが、「猫柳」には「オス」と「メス」があり、メスの木には、猫の毛並みを思わせる赤茶色の花の穂をつけ、この花の穂を「かすい」といい、この「かすい」がついている木のことを「猫柳」と呼んでいて、広辞苑でも『「猫柳」は「カワヤナギ」の季節的な愛称』と掲載されています。

「猫柳」には薬効成分が含まれているようで、昔からインディアンは、この猫柳の木から、薬を抽出していたといいます。

 実際、「猫柳」には、市販されているほとんどの鎮痛剤の成分である「サリシン」という化合物を木の中に持っており、北米の原住民たちは、「痛み止め・解熱」の薬として猫柳の皮や根から、その成分を取り出していました。

 そしてこの「サリシン」は、「猫柳」だけでなく、「西洋ヤナギ」にその成分がたくさん含まれていることが有名で、現在は鎮痛剤といった製薬だけでなく、関節痛などにも効果が期待できるサプリメントにも使用されています。

 ということで、「柳の下にはいつもドジョウ(泥鰌)はいない」という「故事ことわざ」がありますが、「西洋ヤナギの中にはいつもサリシンがある!」といった新しいことわざを作ってもよいのでは・・・??


CONTENTS

|食生活マメ知識|
更新月順一覧
カテゴリー別一覧
all today yes