2018年1月号
「すき焼き」の敵は「しらたき」?

この季節、カラダとココロを癒してくれる、食卓を囲む定番中の定番といえば「すき焼き」!!ですね。
日本だけでなく世界に誇る、万人に愛される日本料理で、「お肉、ネギ、焼豆腐、しらたき」は、「すき焼きの四天王」といっても過言ではありません。
でもそんな四天王の中で、「お肉」と相性が悪いといわれるのが「しらたき」。
「しらたき」は、すき焼きの味にマッチした、なくてはならない食材ですが、しらたき(コンニャクの一種)は、石灰(消石灰)を加えて固められていて、成分である石灰にはカルシウムを含むため、お肉のたんぱく質と、そのカルシウムが結合して、お肉が硬くなってしまうのです。
従いまして、すき焼きでは、それぞれの美味しさを引き出すためにも、お肉としらたきの間に、ネギや焼き豆腐などを使い、壁を作ってあげることで、より一層、美味しいすき焼きが食べられます。
ということで、是非一度、お肉としらたきが隣り合わせにあるすき焼きと、お肉としらたきが離れたすき焼きを、食べ比べてみてはいかがでしょう!
違いのわかる食通になれるかも?!
それでは2018年もどうぞよろしくお願いいたしま~す!!