食生活マメ知識

2017年8月号

「風鈴」は魔よけのためってホント?

 日本の夏の風物詩の一つが「風鈴」です。
 暑い夏でも風鈴の音を聞いただけで、涼を感じますよね。

 脳が涼しげな光景を思い出し、末梢神経に命令を与えることで、実際に体の表面温度が低下するというデータもあるようですが、このような現象は日本の人だけで、欧米の人はまったく影響を受けないとか?

 風鈴は約1200年前、中国から伝わったといわれていますが、もともとは、涼しさを演出するためのものではなく、「占いの道具」として使っていました。
これを受けてか、日本に伝わった当初(平安時代)は、音色が家に魔物(悪霊)を寄せつけないと考えて「魔よけ」として使いました。
 そしてこの名残りが「軒先に吊るす」という光景ですが、今日でも風鈴のイメージとして受け継がれています。

 風鈴は、「ゆらぎ」と呼ばれる不規則なリズムの音であるため、小鳥のさえずりや、小川のせせらぎなどと同じ高周波音を出すことから、多くの人が「癒やし」の音と感じるようです。
 
「毎日、暑い、暑い!」と夏を嘆くのでなく、風鈴が奏でる音を聞いて、ココロとカラダをリラックスできる「癒やし効果」にあやかり、「涼しげな夏を送ろう」じゃありませんか!!


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