食生活マメ知識

2016年11月号

「甘藷まつり」をご存知ですか?
ところで「甘藷(かんしょ)」って何だかわかりますか?
「甘藷」とは「サツマイモ」の漢名(漢字表記の名前)です。
現在ではあまり使わなくなった言葉ですが、「甘藷まつり」はこの時期に行なわれています。東京の目黒不動尊の「甘藷まつり」がもっとも有名で、このお祭りは「甘藷先生」をしのんで毎年行なっています。
「甘藷先生」って何?誰?… となりますが、その答えは、江戸時代までさかのぼります。

 サツマイモを広めたのは、江戸時代の蘭学者であった「青木昆陽」だといわれています。
1732年に中国・四国地方で起こった大飢饉によって多くの餓死者が出ましたが、サツマイモを栽培している地方では飢饉の被害が少ないことから、食品として優れていることに目をつけたのが青木昆陽で、広く栽培されるきっかけとなりました。
 当時はサツマイモのことを「甘藷」と呼んでいたことから「青木昆陽」=「甘藷先生」として名を広めたということです。
「甘藷先生」のお墓が目黒不動尊にあることから、毎月28日に行なっている縁日のうち、10月28日の縁日には「甘藷まつり」が開かれています。

 サツマイモが恋しい季節が到来しました。
ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群が多く含まれ、ビタミンCはコラーゲンの生成や美肌効果、ビタミンCは熱によっても破壊されにくいため、焼き芋でもしっかりビタミンCが摂れます。
 また、老化を防ぐビタミンEや、疲労回復に効果があるビタミンB群もバッチリ含まれているんですよ。

 ということで、これからやってくる冬将軍に負けないためにも、「サツマイモパワー」にお世話になるというのはいかがでしょう!!


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