食生活マメ知識

2016年6月号

「枇杷」と「琵琶」が関係あるってホント?
「あまり食べることはないけど美味しくて高価な果物は?」と聞かれて思いつくのが「枇杷(びわ)」で、まさに今が最盛期である「旬」の季節を迎えています!

 枇杷の出回り期間は短く痛みやすいことから「高級果実」として扱われるようになりました。
 栄養素としては、実にβ-カロテンとβ-クリプトキサンチンが多く含まれています。
 これらは体内でビタミンAに変換され、カラダの粘膜や皮膚、喉や肺などの呼吸器系、視力や目の角膜を正常に保つ働きが期待されます。
 また葉には、アミグダリンやクエン酸が多く含まれ、特にアミグダリンについては病気の細胞(がん細胞など)を正常な細胞に変えてくれる効果が期待されていることから、注目度がとても高い逸品です。

「びわ」には「枇杷」と書く「果物」と、「琵琶」と書く「楽器」がありますが、先に命名されたのは「楽器」ほうで、のちに楽器の琵琶に形が似ていることから果物のびわは「枇杷」と表記されたようです。

 ちなみに「枇」の意味は「前に押して弾く」、そして「杷」は「手前に引くこと」の意味を持ちますが、楽器の「びわ」については、日本を代表する「琴」の字を上に乗せて「琵琶」と書くようになりました。


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