食生活マメ知識

2016年5月号

「ちまき」と「柏餅」の関係は?
 5月の食べ物で思い浮かぶのが「ちまき」と「柏餅」というのは私だけでしょうか?
「ちまき」と「柏餅」ときたら「こどもの日」ですよね。

 実はこの「こどもの日」という言い方は1948年からで、それまでは「端午の節句」と呼ばれていました。
「ちまき」を食べるのは、中国における厄除けの風習が日本に伝わってきたのに対し、「柏餅」は日本独自に生まれた風習だといわれています。

 ところで皆さんは「ちまき」と「柏餅」のどちらを召し上がっていますか?
 実はこの2つの食べ物には地域性が深く関係しているようです。

 奈良時代や平安時代、日本の中心の「京」は関西にありました。そのため中国から伝わってきた文化や習慣を真っ先に取り入れたのが関西地方で、その伝統を今に受け継いでいます。一方、鎌倉時代や江戸時代より日本の中心が関東に移ると、武家文化が庶民に広く浸透していくようになりました。

 このような歴史的背景から、端午の節句に中国から伝わった「ちまき」を食べるのは関西地方に多く、日本独自の風習として生まれた「柏餅」を食べるのは関東地方に多くなったということです。

 ちなみに、私はどちらも大好きなので両方ともいただきま~す!!


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