食生活マメ知識

2015年11月号

「柳葉魚(シシャモ)」が伝説の魚ってホント?
 「シシャモ」はカリカリ(頭)、コリコリ(小骨)、プチプチ(卵)と頭から尾まですべての食感や味が楽しめる身近な魚です。
しかし漁獲量は年々減少していて「本シシャモ」という日本のシシャモについては、シシャモ全体に占める割合が1割程度しかないのが現状です。
 ということで、市場に出回っているほとんどのシシャモは、カナダやノルウェーなどで漁獲された「樺太シシャモ」の冷凍品を生干ししたものなのです。

「本シシャモ」は、北海道東南部の沿岸が産地で、この地方に残っている「シシャモにまつわる話」をご紹介します。
『昔、凶作に苦しむアイヌの人たちが神様に「食べ物を与えてください」と祈ったところ、柳の葉が川に散り、その葉っぱがなんと魚になった』という伝説です。
 そしてその魚こそが「シシャモ」であり、漢字で「柳葉魚」と書くようになったといわれています。
 またアイヌ語では、「柳」=「シュシュ」で、「葉」=「ハム」ですから2つを掛け合わせて「シュシュハム」となり、これがなまって「シシャモ」と呼ばれるようになりました。

   なんとメルヘンでポエムな魚なのでしょう!
 秋の夜長に伝説の「本シシャモ」を是非ご賞味あれ!!


CONTENTS

|食生活マメ知識|
更新月順一覧
カテゴリー別一覧
all today yes