食生活マメ知識

2014年5月号

青じそ(大葉)が胃腸薬ってホント?
 「青じそ」の旬は、4月~6月ぐらいです。
何とこの「青じそ」、初めは食用ではなく薬用として中国で栽培されていたという記録が残されています。
 葉の部分は胃腸薬として食欲増進や毒消しに、そして種子は喘息など咳の多い症状に使用されていたということです。
 日本でも戦国時代の名将「加藤清正」が、部下の士気が低くなったときこの紫蘇(しそ)の入った漢方薬で治したと言い伝えられています。

 青じそは、日本料理を引き立たせる香味野菜として様ざまな料理に使われています。青じその香りの元は「ペリルアルデヒド」という成分で、臭覚神経を刺激して胃液の分泌を促進し、食欲を増進させるほか、健胃作用もあります。
さらに「ペルリアルデヒド」は、強い防腐作用があることから、食中毒予防に期待ができるというのです。

 このようなことからも、先人の教えは間違っていなかったことが証明されるとともに、刺し身などの生ものには、彩りはもちろん、食中毒予防として効果が期待できる青じそ(大葉)をしっかりいただきたいものです。

 近年の研究では、アトピー性皮膚炎や花粉症などアレルギー疾患の症状を軽くする効果があることもわかってきました。

  そして何と言っても、メイン料理である「夫」を引き立たせる名脇役の「妻」だからこそ「つま」や「つまもの」と呼ばれるようになったことをお忘れなく!!


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