食生活マメ知識

2013年12月号

チーズは日本に昔からあった?
『チーズの言い伝えは、昔アラビアの商人が砂漠を横断する旅に備えて、仔羊の胃袋でつくった水筒に山羊の乳を入れ、ラクダの背中にくくりつけ出発しました。ゆらりゆらり、胃袋でできた水筒が揺れ、砂漠の暑い環境とも重なり、乳の発酵がほどよく進んだころ、商人が渇いたのどを潤そうと水筒をあけました。すると水筒の中はすっかり「白い塊と透明な液体」になっていました。商人は驚きましたが、砂漠でのかけがいのない食料として、おそるおそる口にしたところ、これが格別な美味さで、白い塊は食料に、そして透明な液体を飲んで旅を元気で無事に終えたということです。』
ということで、チーズの発祥の地については、「めでたし、めでたし!」と思いきや、日本でもその昔からチーズはあったというのです!
今から約1300年前の飛鳥時代まで話は溯(さかのぼ)り、この事実が「右官史記」という古書に登場します。西暦700年の10月※(新暦11月)に文武天皇が使いをかわし、『“蘇(そ)”をつくらしむ』の記述があります。そしてこの“蘇”が、現在のチーズの元祖だということです。
“蘇”は「濃縮クリーム」のようなものであった、とういことですが、日本の食文化にまさか、チーズがあったとはホント驚きですよね!
これからのシーズン、チーズを使った温かい料理が増えてきます。チーズのうんちくでも熱く語って、とろけてみてはいかがでしょう!!
ちなみにチーズの日は11月11日です。


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