食生活マメ知識

2013年10月号

なぜ「ニシンの子」を「カズノコ」っていうの?
「ニシン」は春に旬を迎える魚だと思われがちですが、実は10月に旬を迎える魚です。

というのも、魚の味そのものを味わうという意味で、産卵前の脂がのっている時季であり、春には産卵期を迎えて昆布に卵を産卵します。

10月に旬を迎えるニシンは、とくに越冬前、産卵前ということで栄養価が豊富で、その代表的な栄養素として「DHA、EPA、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、ミネラル」があります。また、脂ののりもよいことから大変美味しくいただくことができます。

そして日本のお正月に欠かせない縁起物といえば「カズノコ(数の子)」ですが、「カズノコ」もビタミンなどを豊富に含んだ優れもの食品です。

ということで、「魚よし、卵よし」の美味しくいただけるニシンは、日本の食卓に欠かせない魚といえますね。

では、なぜ「ニシンの子」が「カズノコ」と呼ばれるかというと、元々、ニシンがアイヌ語で「カド」と呼ばれていたことに由来しており、「カドの子」が訛って(なまって)、「カズノコ」となったということです。なお、ニシンは「カド」では聞こえが悪く、売れなかったことから、身を二つに割って加工する様を文字って「二身(ニシン)」と呼ぶようになりました。


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