食生活マメ知識

2013年1月号

「うなぎ」の旬が冬ってホント?
「うなぎ」といったら「土用の丑の日」ですね。
1年の中で一番「うなぎの蒲焼」の消費量が多いのが7月で、23.3%を占めるという結果が総務省統計局から発表されたことがあります。
さらに、7月の月間支出金額に対する日別の割合でも、『「土用の丑の日」に当たる日の支出が26.2%ともっとも高く、その前後の日もほかの日に比べると高い割合であり、この3日間の合計が38.8%であることから、『「土用の丑の日」に「うなぎ」を食べるという昔ながらの慣習が顕著に表れている』としています。
また、その逆で冬の消費量が極めて少ないこともわかりました。

したがって「うなぎの旬は夏である」と結論づけたいところですが、「うなぎの旬は冬である」ともいえるのです。
「うなぎ」は、寒い時期を乗り越えようと冬にはたくさんの脂を蓄えることから脂の乗りもよく、身もやわらかいのが特徴です。

「夏の土用丑の日」にうなぎを食べる習慣は、幕末の学者である平賀源内が、夏に売れないと嘆くうなぎ屋に薦めた宣伝方法が大当たりしたのが始まりといわれ、うなぎは夏バテ予防に効果があるビタミンを豊富に含んでいるから、「夏に食べて健康を維持しよう」という有名なお話が現在に受け継がれています。

そもそも「土用の丑の日」とは、春夏秋冬それぞれの季節にあるのです。ということで、これからは「夏はビタミン補給で夏バテ防止!」「冬は脂が乗るため味で勝負!」というように、うなぎの旬を夏と冬にして、冬が売れないという状況を打開してはいかがでしょう!!


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