食生活マメ知識

2012年12月号

「ヒラメの縁側(エンガワ)」って隠れた逸品なの?
淡泊な肉質で、真鯛とともに白身魚を代表する高級魚が「ヒラメ」です。カレイと似ていますが、「左ヒラメの右カレイ」といわれるように、腹側を下に向けたとき、目の位置が左側になるのが「ヒラメ」で、右側になるのが「カレイ」です。

ヒラメの上下にあるヒレの付け根の部分を「縁側」といい、ヒレを動かす筋肉です。
それではなぜ「縁側」というのでしょう?
その答えは、身の形が「家の縁側」に似ていることからこう呼ばれるようになりました。しかも一尾から4枚しか取れない超高級食材じゃありませんか!

昔は食通のみが知る隠れた逸品といわれていましたが、回転寿司で代用品が広まり、現在ではとてもポピュラーな存在となりました。
そこで疑問となるのが、「一尾から4枚しか取れない逸品が、なぜ回転寿司において安価で食べることができるのか?」ということです。
実は、エンガワといっても「ヒラメのエンガワ」ではなく、「カラスかれいのエンガワ」や「アブラかれいのエンガワ」を代用品として使っているため、お品書きにも「ヒラメのエンガワ」ではなく、「エンガワ」と書いてあるだけです。

『高くてもさっぱりとした繊細な「ヒラメのエンガワ」』、それとも『安くておいしい脂の乗った「エンガワ」』。 皆さんが選ぶとしたら、どちらを選びますか??


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