2012年11月号
「スルメイカ」は縁起もの?

スルメイカは、秋から冬にかけての産卵期が旬で、日本でもっとも親しまれているイカであり、全捕獲量の80%を占めていることから「真イカ」(主要なイカ)とも呼ばれています。また、漁獲の場所によっては重要なイカのことを「真イカ」ということもあるようです。そして「スルメ」とは、イカを開いて天日などで干して作る加工食品を意味しています。
ところで「イカ」を漢字で書くと「烏賊」ですが、なぜこのような漢字が使われているかというと、イカはいつも水面に浮かんで死んでいるように見え、それを烏(カラス)がついばむと、イカは腕を伸ばして巻きついて、カラスを捕らえるという中国の言い伝えがあり、カラスにとっては恐ろしい海賊のようなものという意味から「烏賊」という漢字が当てられたようです。
しかし日本では、「スルメイカ」を縁起ものとして用いることが多く、婚約や結婚のお祝いでは、スルメを「寿留女」と書いて、「花嫁が逃げ出さずに末永く留まってくれるようにとの願いをこめる」という日本ならではの洒落のきいた縁起担ぎとして使われています。
まさしく噛めば噛むほど味が出るスルメイカ!
脳や顎の発達、歯の健康にも一役買っているこの優れものという締めくくりで今回は「まっ、いいか(真、イカ)」!!
ところで「イカ」を漢字で書くと「烏賊」ですが、なぜこのような漢字が使われているかというと、イカはいつも水面に浮かんで死んでいるように見え、それを烏(カラス)がついばむと、イカは腕を伸ばして巻きついて、カラスを捕らえるという中国の言い伝えがあり、カラスにとっては恐ろしい海賊のようなものという意味から「烏賊」という漢字が当てられたようです。
しかし日本では、「スルメイカ」を縁起ものとして用いることが多く、婚約や結婚のお祝いでは、スルメを「寿留女」と書いて、「花嫁が逃げ出さずに末永く留まってくれるようにとの願いをこめる」という日本ならではの洒落のきいた縁起担ぎとして使われています。
まさしく噛めば噛むほど味が出るスルメイカ!
脳や顎の発達、歯の健康にも一役買っているこの優れものという締めくくりで今回は「まっ、いいか(真、イカ)」!!