食生活マメ知識

2011年11月号

「春菊」の旬は春なの?
「春菊(しゅんぎく)」は、なぜ「春」の「菊」と書くのでしょう。旬の季節と関係があるのでしょうか?

実は「春菊」の旬は、一般的に、11月~2月頃といわれています。したがって、「春」ではなく「冬」ということですね。ですから鍋料理によく使われる食材となっているのです。
では、なぜ「春菊」というのでしょうか。

春菊の名前は、「春に菊に似た黄色い花を咲かせる」ことから、この名前がついたといわれています。しかし、「春菊」には別名も多く、「菊菜(きくな)」とか「無尽菊(むじんぎく)」など様ざまな呼び名があります。
春菊は現在、ほぼ一年中出荷されているのが現状です。このことから「無尽菊」とも呼ばれるのでしょうか?

「春菊」は名前から、いかにも原産地は日本であるかのように思われますが、実はもともとの原種は、ヨーロッパの地中海沿岸が原産地で、観賞用として親しまれていました。そしてこの観賞用植物が中国などで食用の野菜として改良されたのです。このため「高麗菊」と呼ぶ地域もあるようです。

ちなみに春菊の花が咲くまで成長したものは、硬く筋っぽくなり、春菊独特の香りや苦さが失われてしまいます。ということで、「見頃」と「食べ頃」とは違うことに気付いた「今日この頃」でした!


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