食生活マメ知識

2011年9月号

「勝ち栗」って何のこと?
栗にもいくつか種類があり、名の通った栗としてよく知られているのが、「丹波栗」や「天津栗」ですね。どちらも地名から名づけられたものですが、「丹波栗」はそのむかし、天皇に丹波の栗を献上したことから名が通ったといわれています。また、「天津粟」は中国の天津地方でとれるもので、小粒でとてもおいしいことから輸入され、「天津甘栗」として有名になりました。

古くは武将の戦(いくさ)の出陣や、その勝利の祝いに用いたのが「勝ち栗」です。この栗、蒸して乾燥させた栗を「臼(うす)で搗(つ)いて」(これを「搗(か)つ」という)、殻と渋皮を除いた戦のときの保存食ですが、この作り方である「搗つ」を、「勝つ」すなわち戦の「勝ち」にかけたことによって縁起物となったのです。

栗には、ビタミンB、ビタミンC、食物繊維などが豊富に含まれていることから、疲労回復、風邪予防、整腸、便秘、肌の老化防止などに効果があるといわれています。
また、ブドウ糖やショ糖を多く含んでいるため、ご飯やパンの代用食にもなるんです。

私たちの食生活の中でバリエーションのある栗。「栗ご飯」「栗おこわ」といった定番メニューをはじめ、「モンブラン(ケーキ)」や「マロングラッセ」などといったお菓子の世界においても大活躍しています。

さあ、いよいよ栗の旬が到来です!
秋はまもなくやって来ますが、飽きがこない(秋が来ない)美味しい栗料理をいろいろ食べてみませんか !?


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