食生活マメ知識

2011年8月号

「アワビ」と「のし袋」の関係は?
アワビは高級食材で、コリコリした歯ざわりが特徴で「刺身、水貝、酒蒸し、ステーキ、粥」などに調理されるほか、「干しアワビ」として食されます。

アワビの旬は夏で、夏の季語となっており、松尾芭蕉の句である「初花に伊勢の鮑のとれそめて」が有名ですね。

この縁起が良い高級食材である「アワビ」、驚く無かれ、実はこんなところにも登場しています。

ご祝儀などで使う袋を「のし袋」、贈答品にかける紙を「のし紙」といいますが、この「のし(熨斗)」というのが、「のしアワビ」が略された言葉なのです。

「のしアワビ」とは、細長く剥いてのし(伸し)た「干しアワビ」のことで、昔は、お祝い事があると海産物を贈る習慣があり、特にアワビは珍重されていたようです。そしてこの習慣は「生もの」から次第に「乾物」を贈る習慣と変わり、現在ではその名残として、印刷や紙で作った飾りになってしまいました。

「のし袋」や「のし紙」の右上にあるのがそれであり、この真ん中の黄色く細長いのが、「のしアワビ」だということです。ホント「へぇ~!」ですよね~!!
だからアワビって漢字は、「魚」へんに「包む」と書くのでしょうか???


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